急に思い立って、午前の上映で観てきた。
7/19(金)から
ユナイテッド・シネマ豊橋18では
割引料金の設定が値上がりするそうなので、
気になってる人は早めに鑑賞しておく方が良さそう。
今日はレディースデイだった事もあってか、
18番スクリーンの客席は半分以上が埋まって
平日日中にしては随分盛況だったように思う。
参院選の直前にこんな異色の問題作が封切りしたのも
何かしら意味があっての事だろうし、
社会派のシリアスな作品が
商業系の大きい映画館で上映されるというのも
非常に珍しい話。
(しかも公開2週間足らずで、動員数17万人超&興行収入2億円を突破しているという…)
∴上映を打ち切られる前に、
何とか見ておきたいと思った。
今朝がた起き抜けの母に
「今の政権の問題を、限りなく現実に近い形で映画化した作品だけど、観る?」
と持ちかけてみたら
「面白そう」
と食いついてきたのは意外だったけど、
この話をキッカケに
参院選の投票についても話を深められたら…
という思惑が、いい具合に実現しそうな流れ。
実際の作品は、
冒頭からエンディングまで
緊迫感が充満していて、
笑いで一息つく間もなかった。
一貫して重暗い雰囲気の中、
登場人物の淡々とした様子が
自然なリアリティを醸していた。
中盤の
「このままでいいんですか?」
と畳みかけるセリフは、
そのまま有権者に突きつけられているような感じで刺さる。
この映画が一生涯で最後に鑑賞した作品になるなら、
それはそれで喜ばしいと思った。